ConoHa for Windows Serverの申し込み方法と,最初にすべき設定について解説します.
目次
ConoHa for Windows Serverとは
ConoHa for Windows Serverは,GMOが提供しているVPSサービスです.
- プログラムをずっと動かしておきたいけど,自分のパソコンだと電気代がもったいない.
- パソコンをもう1台買えるような余裕はない
といった悩みが解決できるサービスです.
リモートで動かす場合でも,1700円/月から利用できるので,お財布にやさしめです.
ConoHa for Windows Server 申し込み手順
では,さっそく申し込み手順を説明していきます.
まず,ConoHa for Windows Server公式サイト にアクセスします.
この時,ページの一番上にて,以下のようにクーポンがもらえるようなキャンペーンが開催していたら,「今すぐクーポンをもらう」をクリックします.

キャンペーンが何もなければ,画面をスクロールしていき,自分の申し込みたい料金プランの「お申し込み」ボタンを押します.

個人情報を入力して「次へ」をクリックします.

電話認証をした後,支払い方法を選択します.

最後に,サービスの選択,イメージタイプの選択,パスワードを設定します.

サービスは,自分の好みに合わせて選択してください.
快適に作業をしたい方は,4GB以上のプランをおすすめします.
イメージタイプは,以下の特徴を参考に選択してください.
Windows Server
- Windows環境で開発をしたい
- Windows Server Hyper-Vを利用したい
- Active Directoryで社内PCを一括管理
Windows Server for Remote Desktop
- FXの自動売買をしたい
- 短期間だけ実証実験を行いたい
- 様々な端末からWindowsを使いたい
「リモートデスクトップ(RDS)ライセンス SAL」が1つ必要になります.
Windows Server for Remote Desktop + Office
- 外出先で社内PCにアクセスしたい
- Officeで資料作成したい
- 災害時に備えてリモート環境を用意したい
「リモートデスクトップ(RDS)ライセンス SAL」と「Microsoft Office SAL」が必要になります.
最後に「Administrator パスワード」を入力した後,右側の「追加」ボタンをクリックして契約完了です.

ConoHa for Windows Server への接続方法
まず,ConoHa コントロールパネル にログインします.
左の「サーバー」をクリックすると,先ほど契約したサーバーが起動中になっているので,「ネームタグ」をクリックします.

次に,「コンソール」をクリックします.

すると,Windowsへのログイン画面が表示されます.

画面のロック解除は,左上の「特殊キー」の「Ctrl + Alt + Del」をクリック.

先ほど設定した「Administrator パスワード」を入力すると,ログインできます.

ローカルユーザー設定
セキュリティ面を考慮して,Administratorからローカルユーザーへと変更しておきます.
まず,サーバーにログインできたら,「コントロールパネル」を開きます.

左下の検索バーで「cont」と入力すると出てくると思います.
次に,「ユーザーアカウント」の「アカウントの種類の変更」をクリックします.

出てきた画面の左下にある「ユーザーアカウントの追加」をクリックし,ユーザー名やパスワードなどの必要事項を入力します.
ユーザーが作成出来たら,コンソールを閉じ,ConoHaコントロールパネル から,サーバーの再起動をします.

再度ログインすると,以下のようにローカルユーザーが選択できるようになっています.

ファイルの転送方法
VPSにログインできたので,自分のPCからVPSにファイルを転送できるよう設定します.
VPS側の設定
まず,先ほどと同様,コントロールパネルを開き,「システムとセキュリティ」をクリックします.

次に,「システム」→「リモートアクセスの許可」をクリックします.

システムのプロパティが開くので,「リモート」タブ にある「このコンピュータへのリモート接続を許可する」をクリックし,「ユーザーの選択」をクリックします.

次の画面に出てくる「追加」をクリックします.
すると,以下の画面が出てくるので,「選択するオブジェクト名を入力してください」の欄に,先ほど追加したローカルユーザー名を入力し,「名前の確認」をクリックします.

オブジェクト名が自動で入力されるので,「OK」をクリックします.

VPS側の設定は以上です.
自分のPC(クライアント)側の設定
まず,自分のPCにて,左下の検索バーに「リモート デスクトップ接続」と検索し,ヒットしたアプリを起動します.

以下のような画面が出るので,「オプションの表示」をクリックします.

次に,「ローカルリソース」タブの「ローカル デバイスとリソース」の「詳細」をクリックします.

「ドライブ」にチェックを入れ,「OK」をクリックします.

「全般」タブをクリックし,接続先の「コンピュータ名」と「ユーザー名」の欄を入力します.
コンピュータ名には「VPSのIPアドレス」を,ユーザー名には先ほど追加した「ローカルユーザー名」を入力します.

※VPSのIPアドレスは,ConoHaサーバーパネルの,以下のところで見れます.

最後に「接続」を押して終了です.
VPSのエクスプローラーをクリックすると,自分のPCのドライブにアクセスできるようになっています.

これにより,自分のパソコンからVPSにファイルと転送することが可能になります.
以上で全工程終了です.お疲れ様でした!