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記事の内容
- 英語の文法を勉強しなくてもいい理由
注意点として,この記事はテストで点数を上げることに特化しているため,将来,英語をバリバリに使う予定がある人にはあまり参考にならないと思います.
一方,テストの点だけを求めているような人,には参考になると思います.
また,基本的に高校生向けの話になってますが,TOEIC受験生などの方にも参考になる部分はあるので,ぜひ読み進めてください!
目次
英語の文法を勉強しなくていい理由 2つ
理由を説明する前に,受験期,僕の英文法に対する姿勢がどのようなものであったのかを,軽く述べさせていただきます.

こんな奴の記事を参考にしてもよいのか,と思われるでしょうが,センター試験(筆記)では,現役で190点くらい取ってます.
なので,ある程度のレベルまでなら,参考になるかと思います.
(ちなみに,点を落としたのはすべて文法の問題です...)
では,なぜ英語の文法をほとんど勉強しなかった僕が,センター本番でそこそこの得点をとれたのでしょうか.
そのポイントは,「長文」にあると思っています.
長文をたくさん読めば,「英文法」というジャンル単体の勉強をしなくても,点数は上がります.
ここで「英文法」というジャンル単体,という言い方をしているのが大きなポイントです
では,さっそく,「英語の文法を勉強しなくてもいい理由」改め,「長文を読めば点数が上がる理由」を述べていきます.
その①:テストに占める,長文の配点が高い
これはコスパの問題です.
おそらく,英文法の勉強をしっかりすれば,もちろん点数は上がると思います.
ただ,以下のセンター試験の配点を見てください.
文法 | 47点 |
長文(大問3~) | 139点 |
文法の配点は,筆記試験全体の1/4もありません.
先ほど,僕はセンター試験本番で文法の問題だけ間違えた,と言いました.
1問2点だとすると,5問間違えていたことになります.

しかし,それだけ間違えても,たかが10点です.
一方,長文読解の中には1問6点のものがあります.
この問題だと,2問間違えただけで12点のマイナスになります.

また,文法はひたすら勉強してもMAX47点なのに対し,長文はMAX139点です.
長文の方が伸びしろがあることがわかると思います.
※センター試験の英語について,もっと掘り下げることはできるのですが,次回からは共通テストなので,ここらでやめておきます.
結論,英文法と長文,どちらを勉強しても点数が上がるのに間違いはないのですが,勉強時間が限られているため,コスパの良い長文を選ぼう,という話でした.
余談
次回から始まる共通テストのリーディングについてですが,模試を見たところ,なんと文法の単独問題がありませんでした.
なので,ますます英文法単体の勉強の優先度は下がるかもしれません.
その②:長文を読みながら,実は文法の勉強もできている

実は当時,文法の点数も少し上がっていました!
ちゃんとした勉強は,長文しかしていないのにも関わらず,文法の問題の正答率が上がっていました.
後からその理由を考えてみたところ,点が取れるようになった問題には以下のような特徴がありました.
- どこかで見たことのある形をしている
- 見たことはないが,なんとなく感覚で解ける
まず,1つ目「どこかで見たことのある形をしている」についてです.
これは,主に英熟語・イディオムや慣用表現といった文法問題に当てはまります.
例えば,「空欄に当てはまる前置詞を下から選ぶ」といった問題があります.
この問題で,選択肢を1つずつ当てはめて読んでいくと,

となることがあります.
おそらく,今まで解いてきた長文の中に,そういう表現があったのだと思います.
その表現が,いつの間にか頭の中に入っていたおかげで,点数につながりました.
次に2つ目の「見たことはないが,なんとなく感覚で解ける」についてです.
これは,正攻法ではないので,文法問題で,普通にわからなかった時に使えばいいと思います.
外れることもありますが,適当に選択肢から選ぶより,確実に正答率は高いです.(経験談)
この,「なんとなく」という感覚は,英語独特のリズム(?)に関わる話だと思います.
例えば,空欄に間違いの選択肢を入れて,その1文を読んでみると,何となくしっくりこない感じがするときがあります.
逆に,合っている選択肢を入れて読んでみると,しっくりきます.
僕の勝手な推測ですが,実は頭の中で無意識のうちに,今までに触れてきた英文と照らし合わせてるのだと思います.
そして,それらのリズムに一番近い選択肢に「しっくり感」を感じているのだと思われます.
まずは,根拠のある正解を導き出せる努力をすることが大事です.それでもわからないときには,この方法を実践してみてください.
以上,2つが「長文読めば点数が上がる理由」,「英文法単体の勉強をする必要がない理由」でした.
英語の文法を勉強しなくてもいい理由 まとめ
今回は,英語の文法を勉強しなくてもいい理由を,実体験をもとに書いてみました.
まとめると以下の通りになります.
英語の文法を勉強しなくていい理由
・長文の方が,コスパがいい
・長文を読めば,英文法の勉強もできる
特に受験生だと,本当に時間が限られているので,勉強科目の配分を考えるのはとても重要です.
なので,将来的に英語を使う予定があまりなく,受験というテストを乗り切るだけなら,
「英文法の勉強を削ってもいいのでは?」
「削ったとしても点数が取れる可能性はある」
という記事でした.

また,時間に余裕がない方や受験生は,一旦,勉強科目や内容に優先度をつけることをおすすめします.
そして,優先度の高い順に消化していくと,効率よく進むと思います.
逆に,優先度の低いものを削ることも,ときには必要だということを,頭の片隅に留めておくとよいと思います.
また,

という方には,スタディサプリをおすすめします.
一人で分厚い文法の参考書を黙々と読むよりは圧倒的に効率がいいので,余裕がない方にもおすすめです.

詳しくは以下の記事で解説しているので,気になる方は,ぜひ読んでみて下さい!
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では,最後まで読んでいただきありがとうございました!