この記事によって,

という疑問にお答えします.
記事の内容
- 音読のデメリット
- 音読のメリット
- おすすめの参考書
おすすめの参考書を紹介する前に,まずは,音読のデメリット・メリットをお伝えしようと思います.
これらを理解することで,今,音読が自分に必要かどうか,判断しやすくなると思います.
英語の音読におけるデメリット
英語の音読におけるデメリットとして,以下の2つがあげられます.
音読におけるデメリット
- 時間をたくさん使う
- 音声付きの問題集が必要
では,それぞれ詳しく見ていきましょう.
その①:時間をたくさん使う
長文の音読なので,結構時間を使います.
英文の音読に慣れてくると,かかる時間を抑えることはできますが,それでも限度はあります.
なので,必然的に学習時間が長くなってしまいます.
しかし,かかる時間以上に,得られる成績の伸びが大きいので,ぜひやっていただきたいです.
その②:音声付きの参考書が必要
よっぽど英語が得意ではない限り,音読はお手本を聞きながらやるべきだと思います.
発音,アクセントの位置,抑揚など,紙に書く学習では得られないことが多くあります.
そのため,まずは,お手本を真似することから始めるべきだと思います.
最近の長文参考書は,音声がついているものが多いです.
しかし,中にはついていないものもあるので,音読用の参考書を自分で探す場合は,音声付きのものを選ぶと良いです.
英語の音読におけるメリット
英語の音読におけるメリットとして,以下の2つがあげられます.
音読におけるメリット
- 正しく発音できる
- リスニング力の向上
では,それぞれ詳しく見ていきましょう.
その①:正しく発音できる
お手本を聞くので,英語が正しく発音できるようになります.
すると,発音で詰まることが少なくなり,英語1文1文がスラスラ読めるようになります.
そのため,読解スピードは上がり,英語はすんなりと頭に入ってくるようになります.
ちなみに,単語帳の前半に載っているような単語でも,正しく発音できない人は,意外といると思います.
自分の周りがそうでした.
なので,単語帳の勉強の時から,発音を意識しておくと,長文の音読を楽に進めることができます.
・単語の覚え方の概要はこちら→英単語の効率的な覚え方・暗記方法【ポイント:高速周回】
・単語の具体的な覚え方はこちら→英単語帳の使い方を徹底解説【高速周回の実践編】
その②:リスニング力の向上
まず,音読をすることで英語に慣れることができます.
デメリットのところであげたような,発音,アクセントの位置,抑揚などを正しく知ることができます.
これがリスニング力の向上につながります.
例えば,目で見て意味が答えれる英単語でも,正しい発音&アクセントがわかっていないと,耳で聞き取れる可能性は低くなります.
音読をすることにより,長文だけでなく,リスニングの点数も上げることが可能です.
おすすめの音読用参考書
音読におけるデメリットとメリットは理解できましたか?
では,お待ちかねの参考書紹介です.
おすすめの音読用の参考書はこれ↓です.
このポラリスは,精読におすすめの参考書でもあります.
音読をする前には,まずは問題を解く必要があります.
その際の,ポラリスの使い方は英語長文の精読を解説!【おすすめの問題集も紹介】 の記事で解説しています.
精読の記事にて,ポラリスの使い方を3ステップで解説していますが,その3ステップ目が音読に当たります.
では,音読の仕方を解説していきます.
基本は,耳でお手本の音声を聞きながら,声に出して追っていきます.
ポラリスには,音声ダウンロード用のリンクが書いてあります.
この時,ただ真似をするだけでは,効果が激減してしまいます,
同時に,構文解析&日本語に訳す,ができるようにしましょう.
いきなり最初から,同時に全部こなすのは難しいので,まずは,構文解析だけ意識してやってみると良いと思います.
構文解析ができなかったら,音声をストップし,解析がされているページに戻り,確認し直すと良いです.
慣れてきたら,リアルタイムで頭の中で訳しながら,音読ができるように練習です.
頭の中で構文解析ができていたら,訳はすぐにできるようになります.
最終的に,音読&構文解析&訳,が全部同時にできるようになります.
もう少し進むと,日本語に訳さなくても読めるようになります.
英語を英語のまま読む,そんな感覚です.
ちなみに,ポラリスの最初の方のページに音読の仕方等,解説があります.
ここには,1長文,最低30回は音読するように書かれています.
また,目標は50回と書かれています.
もちろん,僕は50回くらいやりました!
ポラリスが,1冊完璧に終わるころには,自分でもわかるくらい,英語の能力が上がっています.
ぜひ,試してみてください!
英語音読の効果について解説 まとめ
今回は,英語長文の勉強方法のうち「音読」について,メリット・デメリットと,おすすめの参考書を紹介しました.
まとめると以下の通りになります.
音読におけるデメリット
・時間をたくさん使う
・音声付きの問題集が必要
音読におけるメリット
・正しく発音できる
・リスニング力の向上
おすすめの参考書
・ポラリス1~3
英語の「音読」という勉強は,あまり重要視されていないように感じます.
実際に,僕もやっていませんでした.
しかし,ポラリスと出会い,最初の数ページを読み,「そんなに音読って大事なのかな」と半信半疑でやってみたのが始まりです.
ポラリス3が終わるころには,点数が見違えるほど上がっていました.
この記事を読んでいる方で,音読の効果を疑っている方がいらっしゃったら,だまされたと思って,ポラリスを始めてみてください.
最後までやり遂げたころには,英語が得点源の科目になっていることでしょう.
では,最後まで読んでいただきありがとうございました!