この記事によって,

どんなメリットがあるの?
といった疑問にお答えします.
記事の内容
- 速読のデメリット
- 速読のメリット
- おすすめの参考書
おすすめの参考書を紹介する前に,まずは,速読のデメリット・メリットをお伝えしようと思います.
これらを理解することで,今,速読が自分に必要かどうか,判断しやすくなると思います.
この記事での「速読」は単純に「速く読むこと」を指します.
専門的な速読方法などに対する記事ではありません.
目次
英語の速読におけるデメリット
英語の速読におけるデメリットとして,以下の2つがあげられます.
速読におけるデメリット
- 細かいところを聞く設問に弱い
- 難しい1文に遭遇すると,読むのが止まる
では,それぞれ詳しく見ていきましょう.
その①:細かいところを聞く設問に弱い
少し勘違いしていただきたくないのは,読み飛ばしているわけではない,ということです.
ちゃんと全文読んでいます.
それでも,いつもより少し速く読もうとしているため,どこかを見落とす可能性がある,ということです.
もちろん,練習を重ね,意識せずとも速く読めるようになれば,こういうことも起きにくくなります.
一方で,各段落の要約を聞くような設問には,強いです.
早く設問にたどり着けるうえ,大意を理解できているはず,だからです.
そのため,先に設問を読み,どういう読み方をするか,切り替えができると,効率的に読めます.
その②:難しい1文に遭遇すると,読むのが止まる
あるあるだと思います.
さっきまでテンポよく読めていたのに,急にストップ,といった感じです.
もちろん,そこだけゆっくり読めばいいだけの話のですが,リズムが崩れてしまうので,あまり好ましくありません.
対処方法は,英語力をあげる,としか言いようがないのですが,注意が必要です.
英語の速読におけるメリット
英語の速読におけるメリットとして,以下の2つがあげられます.
速読におけるメリット
- 読むスピードが速くなる
- 参考書1冊に載っている長文数が多い
では,それぞれ詳しく見ていきましょう.
その①:読むスピードが速くなる
「速読なんだから,当たり前のこと」
ではあるのですが,その先のメリットがとても大きいです.
スピードが速くなると,1長文の演習時間が短くなります.
つまり,同じ勉強時間でも,より密度の濃い,英語学習ができるようになります.
このメリットがものすごく大きいです.
余った時間は,もう1長文読むのに使ったり,他の勉強に時間を当てたりすることができます.
結果,成績が急に伸び始めます.
そのため,ぜひ,速く読めるようになっていただきたいです.
その②:参考書1冊に載っている長文数が多い
参考書を買う点でのメリットにはなりますが,1冊に載っている長文数は多い傾向にあります.
1長文を速く読み終わってしまうので,たくさんの長文があっても変わらない,という気もしますが,少ないよりはいいと思います.
後から紹介する参考書は,一番多いもので70長文程度,掲載しているので,たくさん練習を積み重ねることができます.
載っている長文の長さは短めです.
しかし,最初のうちは,短いものから練習していく方が継続しやすいです.
おすすめの速読用参考書
速読におけるデメリットとメリットは理解できましたか?
では,お待ちかねの参考書紹介です.
おすすめの速読用の参考書はこれ↓です.
参考書と言っておきながら,単語帳をおすすめしてしまい,申し訳ありません(泣)
この速読英単語,実は僕,受験期のときに使っていませんでした...
名前は知っていました.
が,単語帳はターゲット一筋だったので,名前の「英単語」という部分を見ただけで,買わなくていいや,と思ってました.
そのため,中身を知ったのは,バイトを始めてからになります.

って感じでした(笑).
この後悔をあじわっていただきたくないので,紹介させていただきました.
では,どういう使い方をするのがおすすめなのか,説明していきます.
このブログの他の記事をいくつか読んでいる方なら,ご存知かもしれませんが,
僕は,長文の前に,英単語を先に終わらせることをおすすめしています
英単語を先に...という話はこちらから→英語のテストで点数を上げるための勉強法
なので,速読英単語に入るときには,すでに単語が覚わっていると思います.
また,速読英単語は,以下の2種類のページで構成されています.
- 長文のページ
- 長文に出てくる単語をまとめたページ
この2種類のページのうち,基本的には「長文のページ」を使います.
単語が覚わっていれば,単語のページを見ないで,いきなり長文を読めると思います.
読む際の手順は以下の通りです.
- 頭の中で訳しながら読む
- 訳と照らし合わせながら,正しく読めていたか確認
- 必要なら単語のページを見て,意味等を確認
- 再度,英文だけを見て読む
1,2,4で,合計3回は英文を読むことになります.
「速読」の練習なので,なるべく,速く読めるように意識しておきましょう.
速読英単語は,長文の語数が少なめなので,短い時間で終わります.
そのため,毎日1長文ずつやってもいいかもしれません.
英語の速読について解説 まとめ
今回は,英語長文の勉強方法のうち「速読」について,メリット・デメリットと,おすすめの参考書を紹介しました.
まとめると以下の通りになります.
速読におけるデメリット
・細かいところを聞く設問に弱い
・難しい1文に遭遇すると,読むのが止まる
速読におけるメリット
・読むスピードが速くなる
・問題集1冊に載っている長文数が多い
おすすめの参考書
速読を習得したいからと言って,いろんな速読方法を真似してみたり,練習してみたり,する必要はないと思います.
「なるべく速く,だけど丁寧に」を心掛けて,読んでいれば,いつか必ず速く読めるようになっています.
そのいつかを,何か月後にするか,何年後にするか,は日々の長文読解量によると思います.
英語は,やはり言語なので,日本語と同じく,毎日読んでいれば,当然,読むのが速くなります.
なので,大前提としては,英語に毎日触れること.
その上で,ちょっと読むスピードを意識してみると,意外とすぐに,読むのが速くなってくるかもしれません.
今日から,英語を読む習慣を始めてみては,いかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!