この記事によって,

という疑問に答えます.
記事の内容
- リスト化に必要なもの
- リスト化の方法
暗記モノのリスト化に必要なもの
暗記したいものをリスト化するために,以下の2つを用意しましょう.
暗記モノのリスト化に必要なもの
- カラールーズリーフ
- 青ペン
では,それぞれ詳しく見ていきます.
その①:カラールーズリーフ
暗記を効率化するにはいくつか方法がありますが,そのうち以下の2つを利用します.
- 色と関連付ける
- 「いつもと違う」を作り出す
カラーのルーズリーフはだいたい,4~5色で構成されています.
赤・青・緑・黄色の4色が一般的だと思います.
例えば,それらを科目ごとに振り分けます.
赤→英語,青→数学,緑→理科,黄色→社会,といった感じです.
色に関連付けることで,頭に残りやすくなります.
また,人は「いつもと違う」状況だと,記憶しやすくなります.
例えば,いつもと違う場所で勉強したり,いつもと違う先生の授業を聞いたり...
そういう状況で勉強した内容は,頭に残りやすいです.
これを応用します.
おそらく,普段の授業は白のノートかルーズリーフを使っていると思います.
そのため,カラーのルーズリーフを使うのは,新鮮だと感じます.
このときの「いつもと違う」感覚を,暗記に用います.
ただ,残念なことに,普段の授業を,カラーのノートやルーズリーフで受けている方は,効果が期待できません.
なので,普段,白を使っている方は,暗記にはカラーのものを使ってみてください.
その②:青ペン
「青ペン勉強法」は意外と,知っている方がいると思います.
知らない方のために説明しますと,その名の通り,青ペンを使って勉強する方法です.
「青」という色は,見た人を落ち着かせ,結果的に集中力を高めてくれる,という効果を持っているそうです.
そのため,世間では,「青ペン勉強法」がおすすめされています.
ちなみに,ネットで調べたりすると,この勉強法は有効ではない,などと,いろいろな意見が出回っています.
正直なところ,専門家に聞いてみないと,わからないと思います.
が,僕としては,「青ペン」自体にあまり効果がなかったとしても,この勉強法は有効だと思います.
というのも,僕自身,普段から青ペンを使う人ではなかったので,「いつもと違う」という状況が作り出せているからです.
なので,この勉強法をやったことがない人は,ぜひ,青ペンを試してみてください.
暗記したいものをリスト化する
カラールーズリーフと青ペンが用意できたら,実際にリスト化していきます.
リスト化すると言っても,特に,細かいルールは決めてません.
自分で好きなように,覚えたいものを書いていけば良いと思います.
参考までに,僕は英単語のリストを下の写真のような感じに作っていました.
字が汚いのは許してください...
4つ折りにしているのは,以下の2つの理由からです.
- たくさん単語が書ける
- 線を引くのが大変
カラールーズリーフは高い割に,枚数があまり入っていないので,節約して使っています.
また,単純に線を引くのが大変なので,折っています.
英単語以外でも,数学の公式や,社会科目にも使えます.
デメリットとして,1度は書かなければならない,という点があげられます.
しかし,リストに書く基準は,「覚えようとしても,なかなか覚わらない」です.
なので,なかなか覚わらないなら,1度は書いた方が良い,と割り切って,リスト化しています.
また,書くのが大変になるほどの量,まではいかないので,大丈夫です.
逆に,書くのが大変になっている人は,例えば,英単語帳の勉強量がまだまだであったりします.
書く量がもっと少なくなるまで,単語帳を回すべきです.
そして,リストが完成したら,あとは,普通に暗記するだけです.
寝る前や朝起きてからの5分間を使ったりして,普通の単語帳と同じように覚えましょう.
覚えにくい英単語はこうして完全攻略【英単語暗記の総仕上げ】の記事にもあるように,ミニリストを作って,壁やドアに貼ってもいいと思います.
あと,注意点を述べておきます.
リストの内容がすべて覚わったとしても,そのリストは捨てないようにしてください.
バインダー等に挟んでおくことをおすすめします.
英単語の効率的な覚え方・暗記方法【ポイント:高速周回】の記事で書いたように,人はすぐに忘れてしまいます.
そのため,例えば,週一くらいの間隔で,そのバインダーを見直すなど,復習の機会を設けるようにしてください.
受験が終わった,などのように,使わなくなることが確定するまでは,とっておきましょう.
暗記モノのリスト化 まとめ
今回は,暗記したいものをリスト化する方法を紹介しました.
まとめると以下の通りになります.
リスト化に必要なもの
・カラールーズリーフ
・青ペン
リスト化の方法
・自分の好きなように,暗記したいことを書く
これで,だれでも簡単にリストが作れるようになったと思います.
しかし,作っただけで満足していては,意味がありません.
リストを使って,ちゃんと暗記をしましょう.
リストに載る,ということは,自分の中で,相当覚えにくいものだと思います.
ということは,それを覚えることができれば,一回り成長することができます.
なので,リスト化はスタートラインだと思って,作ったその日から,さっそく暗記を始めてみましょう.
この記事を読んだ方が,手ごわい単語や用語を,すぐに覚えれるようになれば幸いです.