この記事では,ゲームをしていても,勉強で良い成績が取れることについて説明します.
ただ,注意点として,この記事は,ゲームにもっと依存することを促すものでは,決してないです.
あくまで,ゲームを禁止にしなくても,良い成績は取れる,ということを示す記事です.
この記事を読んで,よりゲームに依存してしまい,問題が発生したとしても,責任は取れませんのでご了承ください.
記事の内容
- ゲームをしていても,良い成績は取れる!
- ゲーマーの友人の話
- なぜ良い成績が取れるのか
- 最後に
ゲームをしていても,良い成績は取れる!
まず,自分の話をさせていただきます.
僕は小学生の頃から,すでに軽いゲーマーだったと思います.
大体,「クラスの中で一番ゲームをやっている子」くらいのレベルです.
中学生の頃には, 1日10時間やっているときもありました.
これが多いのか少ないのかは,読者の方によると思いますが,確実に,平均よりは多いと思います.
ところで,成績の方はどうだったのでしょうか.
小学生の頃は,数学の模試で県1位を取ったことがあります.
中学生の頃は,小学生の時ほど飛びぬけてはいませんでしたが,学年で1位くらいです.
定期テストは500点満点の480点くらいだったと思います.
おそらく,これらの結果から,ゲームをやってても,良い成績が取れていることを,示せたのではないかと思います.
ゲーマーの友人の話
僕の話だけをしていても,僕が特殊だと思われるといけないので,高校の友人の話もさせていただきます.
2人紹介しますが,2人とも僕の上位互換です.
2人とも,学部問わなかったら,東大受かるんじゃないのかな,くらいのレベルです.
他の大学に行きましたが...
1人は,僕と同じくらいのゲーム依存度で,僕より頭が良かったので,素直に尊敬していました.
もう一人は,ちょっと度が過ぎていたと思います(笑)
というのも,僕以上にゲーム好きで,学校で隠れてゲームをするくらいでした.
なのに,成績は,僕や先ほど紹介した友人よりも上.
いったい,どういうことなんだ?って感じでした.
どれくらいの成績かというと,高校の全国模試で県1位,全国100位とってました.
科目は,英数国の3科目でした.
僕の小学校の時の県1位とは,レベルが違いますよね(笑).
ということで,ゲームをしていても,良い成績が取れる人は普通にいる,という紹介でした.
なぜ良い成績が取れるのか
先ほどの友人らと,昔,話をしていた時に出た結論を踏まえて,なぜ良い成績が取れたのか,について書かせていただきます.
まず,以下の3点について考えます.
- 頭の回転
- 記憶力
- 計算力
その①:頭の回転
一番,わかりやすいのは謎解きゲームだと思います.
謎解きゲームが得意な人は,頭の回転が早かったり,ひらめき力が高かったりします.
なので,地頭が鍛えられていたのかな?と思いました.
その②:記憶力
ゲームによっては,いろいろと記憶しておかないといけない要素があります.
至る所にちりばめられたヒントは,覚えておかないといけません.
例えば,意味のない数字列や文字列です.
そういう時に,メモをしないタイプだったので,記憶力が鍛えられたのではないでしょうか.
その③:計算力
ゲームが限られてきますが...ダメージ計算などの話です.
例えば,与ダメージが,属性や相性で何倍になって,HPがいくつで,といった計算を頭の中でやっていました.
これが積み重なって,計算力に結びついたのだと思います.
次に,もっと具体的に,テストの点数につながる要素について考えてみます.
以下の3点です.
- 英単語
- 歴史上の人物
- その他諸々の知識
その①:英単語
これは,正直,すごく役に立ちました.
横文字がたくさん出てくるようなゲーム,ありますよね?
そういうゲームで,出てきた単語が何を意味するのか,調べたことはありますか?
大体のゲームは,英語が元なので,それで英単語が覚えられてしまいます.
例えば,簡単なものなら「ファイア」,もちろん炎の攻撃魔法ですね.
ちょっと踏み込めば,「バニッシュ」という魔法があります.
英語では「vanish」で,「消える,見えなくなる」といった意味を持ちます.
ちなみに,辞書によると「vanish」は,高校3年レベルの単語だそうです.
その単語を,下手したら小学生のときに学べているんです!
とても良い勉強になっていたと思います.
その②:歴史上の人物
例えば,戦国時代をベースにしたゲームがありますよね.
僕は,社会科目が好きではないのですが,戦国武将がでてくるアクションゲームは好きでした.
まず,もちろん,戦国武将の名前は覚えてしまいます.
それだけではなく,勉強のやる気も出ます.
勉強中に知った名前が出てくるのは,とても楽しいからです.
武将について,もっと詳しく知ろう,と自分で調べたりするので,より多くの知識がつきます.
その③:その他諸々の知識
例えば,キャラクター名やアイテム名等からも,勉強することができます.
一番ありがちなのは,ギリシャ神話ではないでしょうか.
アポロン,ポセイドン,ハデス,名前を上げるとキリがないです.
そこから,自分で調べたりして,神話に詳しくなることもあります.
高校で,世界史を詳しく勉強していないので,わかりませんが,ギリシャ神話も出てくるようですよ!
教科書に載っていない知識まで知ることが出来るのは,魅力的です!
最後に...
1つ注意点として,「たくさんゲームをやっている人→成績が良い」という考えは,持たない方が良いです.
というより,普通は逆です.
たくさんゲームをやると,もちろん勉強時間が減ってしまうので,成績はよくない人が多いです.
先日,香川県の「ゲームは1日60分」の条例が成立しましたよね.
それくらい,ゲームの依存は問題視されているのです.

僕の結論は,以下の通りです.
「いろいろなゲームに手を出していたから!」
ゲームを長時間やる人は,主に2種類に分類されると思います.
- 同じゲームを何百,何千時間もやる
- たくさんの種類のゲームに手をだす.
このうち,後者の方が,圧倒的に,様々な知識を得やすいです.
僕と友人2人は,共通して,たくさんの種類のゲームに触れていました.
戦国時代のゲームにも,パズルゲームにも,もちろん,アクションやRPGも.
知識の幅が広がると同時に,いろんな頭の使い方をしていたことが良かったのだと思います.
また,もう一つ大切なのが,「なるべく頭を使おうとする」ことだと思います.
最近のゲームは,小さい子でもクリアができるように,配慮がされています.
そのため,特に頭を使わなくても,ゴリ押しでクリアできてしまうものが多いような気がします.
なので,例えば,効率を意識してみたり,圧倒的な勝利を目指してみたり,頭を使うことをおすすめします.
ちなみに,わかりやすい例が,「ファイアーエムブレム」だと思います.
昔の作品は,キャラが死んだら,生き返らなかったので,なるべく死なせないように,考える必要がありました.
ゲームをしていても良い成績は取れる まとめ
今回は,ゲームをしていても良い成績が取れる理由,を紹介しました.
まとめると以下の通りになります.
頭に良かった理由
・頭の回転の早さが鍛えられる
・記憶力が鍛えられる
・計算力が鍛えられる
身についた知識
・英単語
・歴史上の人物
・その他諸々
最後に,もう一度,注意点を述べます.
ゲームをたくさんしたからと言って,成績が上がる保証はありません.
ゲームをたくさんしていたから成績が上がったのではなく,成績が上がった理由を考えた時,その理由の中にゲームが入っていただけです.
つまり,こういうことです↓
そこを勘違いしないようにしてください.
ただ,ゲームを完全にやめることができない人でも,やり方によっては,頭の良さや知識につなげることができる,という可能性は示せたと思います.
一度,自分のプレイスタイルを振り返ってみると,良い発見があるかもしれませんよ!
では,最後まで読んでいただきありがとうございました!